色んな遊び


by yasutakak2

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ヒラルアーの実力

ヒラルアーで東京湾奥の魚を釣る。
しかも干潟(笑)

まず、ヒラルアーと通常の湾奥で利用される事の多いルアーとの差はなんなのか?
私はコンセプトに大きな違いがあると考える。
まぁそういうと、「どんなルアーにもコンセプトは在るじゃないか!」とかツッコまれそうだが・・・実はその大枠の部分が違うんじゃないかと思う。

ヒラルアーは、そこにルアーが居れる事がもっとも重要であり、湾奥ルアーはそこに居る魚に口を使わせる事が重要なのではないだろうか?
なぜその様になって行ったかには、やはりフィールドの違いが大きいと思われる。

ヒラって基本的にスレてない。
でも居る場所が特殊で、代表されるのがサラシであり、そのサラシが出る条件を満たす為には、明らかにルアーをその魚が居る目の前に通す事が困難な事が多い。
簡単に言うと、立ち位置を限定される磯で、強い向かい風と、大きな波が打ち付ける場所である。
それらの条件と、ベイとの動向が揃えば、結構簡単にヒットに持ち込むことは出来る。
だから何よりも大切なのは、そこにルアーを置くまでのプロセスがとても重要になって行くのである。
それはもちろん体力も含めてね(笑)

では湾奥は・・・
東京湾に限って言えば、はっきり言ってどこにでも魚は居る。
今までにアッチこっちで釣りしてきたが、呆れるほどいっぱい居る。
しかしそれ以上に人もいっぱい居る。
で、努力家も多い。
とうぜん、マーケットが広いので、メーカーもたくさん専用ルアーをリリースしている。
だから同じ狙いのルアーが氾濫し、そこに居るのが解っている魚に対し、いかにヒットさせるかを謳う(強調する)ルアーが多いのである。
その結果、アクションに対してのシビアさは、もの凄く要求されている。

で、今回は、ヒラルアーで湾奥の魚に勝負。
ヒラルアーで、『各ルアーメーカーがしのぎを削り、日本でもっとも魚と人が多いこの湾奥』で、はたして食わせのレベルを何処まで迫れるのか。
もちろんヒラルアーは、このブログで今、最も旬なオプセル社(笑)

同行は、シーバス素人代表のマイクさん。
後に湾奥エキスパートのゆなじろうさんと、カツミさんが合流予定。

21:00に、湾奥の某干潟に到着。
今日もマイクさんは店を早く閉めたらしい(爆)
去年に買ったロッドに、魚の魂入れるためには手段を選ばないということですね。。。

到着した駐車スペースにはすでに6台もの車が・・・

準備を急ぎ、ウェーディングポイントまでの長い道のりを歩く。
いやいや、ホントに長い。
途中でチャリを持ち込んだアングラーに抜かれる。
左手に広がるエリアを見ると、ざっと見て7人ぐらいは立ちこんでる。
なんか人気スポットなのね。
これがヒラなら場所を変えるが、東京湾では当たり前の景色。
この激戦区でやるから意味があるとも言うが、さすがにチョッと嫌な予感がする。

21:30にブレイクに立ち、フィッシングスタート。
徐々に潮位が下がり、ブレイクに対して立ち位置を少しずつ変える。
先週ベッチが良いのを釣ったポジションはマイクさんに預け、私は少し離れた場所でキャストを始めた。
今回持ってきたルアーは2種類だけ。
普通のヒラルアーと、ちょっと小さいヒラルアー。
最初に付けたのは小さいほう。
というのも、先週からこの場所に入るのが解っていたので、一番対応しやすい物を物色していた。
カラーは無色透明に黒い目玉が入っているだけと、欲しいけど中々無いカラーをオーダー。
なんせ満月が煌々と照らすシャローのブレイクなもんで、「定価でいいからクリアーのみにして下さい」とお願い。
ちなみにオプセルでは、一つからカラーオーダーをしているとの事。しかも金額は変わらないとか。

数分後、遠くでマイクさんが「バイトが在りましたよ!」と、絶叫している。
フムフム。
魚は要るのね。
集中してルアーを細かく操る。
実はこのルアー、初めて使うものなので色々と試してみた。
キャスト後にラインを緩めてフォールし、なんかチョコチョコっと弄くっていたら、一瞬ロッドに重みを感じた。
ひったくる様に合わせると、バットに重みが乗る。
ゴリまきで数秒後にキャッチ。
ヒラルアーの実力_c0025471_15111259.jpg

70cm位?のシーバス。
寄せてる時はもっと小さいかと思ったが・・・、上げたらちゃんとしたスズキでした。
いやぁ~、肩の荷がス~っと降りたのが解ったね(爆)

数分後、マイクさんもキャッチ。
ヒラルアーの実力_c0025471_1511305.jpg

50cm?ほどのシーバス。
これでまた、もう一つの肩の荷が降りた。
入魂式おめでとうございます。

そのタイミングで、湾奥のエキスパートが登場。
この二人、さっきまで別の場所で、90cm含む70オーバーをガッサリと釣ってきたのである。
しかも狙って釣るのが凄いよね。
まさにエキスパート。

ここから4人で並んで釣りをする。
すぐにゆなじろうさんが、まさに湾奥のルアーで60cm?ぐらいのをキャッチ。
いやいや、さすが。
少し魚ッ気が無くなって、シャベリに集中してきた時に、またバイト!!
明らかに湾奥っぽくない合わせを入れて、無理やり寄せたのはまたしても70cm?のシーバス。
ヒラルアーの実力_c0025471_15115313.jpg

フムフム。
釣れますなぁ。。。と思っていたらすぐにバイト!!
でも乗らなかった。
でもなんか良いね。
一人勝ちの気配。

その後、潮が止まり、下は上げてきているとの事で、撤収しようかと言っていた所で、ラストの1本。
ここで思い出した。
そういえばこのルアーって遊動フックだったのに、今日は一回もユニットが外れてない。
さっそくテストせねば!
無理やりにバレそうな事を色々とやってみた。
ヒラルアーの実力_c0025471_15121956.jpg

ついにやりました!!
フロントフックがルアー本体から外れ、ダブルで魚の口を捕らえている。
おお、なんか嬉しい(爆)
魚が小さいのは愛嬌という事で。

みんなで長い帰り道を、ワイワイやりながら戻る。
色んな話をした。
鮎やらGTやら、バチ抜けやらヒラマサやら(笑)
今回、最初にゆなじろうさんと釣りに行く話が出た時に、急遽カツミさんが合流する事になったのだが、その話の過程での一コマ。
私「あれ、カツミさんは、もうシーズンオフじゃなかったの?(デカイの釣り過ぎて、もういいやって話があった)」
ゆなじろうさん「けっきょく釣り好きだから(笑)」

いや~、なんかスッキリした。
ベッチが釣れたデッカイのや、カツミさんとゆなじろうさんが釣ったでっかいのや、マイクさんが釣った魂入りの魚には、遠く及ばないレベルの低い所の満足かも知れないが、自分で釣った満足感が残った。
ヒラルアーの実力_c0025471_15124997.jpg

で、ヒラルアーを東京湾奥で使ったテスト結果ね。
「このルアー、私の手駒が一つ増えました」という事です。
この面子で釣り勝つ事は、私の技術ではありえませんからね。
あまりに嬉しそうな私を見て、みなさん苦笑い(爆
ヒラルアーの実力_c0025471_15133320.jpg

ルアーのポテンシャルって意味では、大変満足をしました。
ルアー交換はたった1回。
みんながあれこれやる間、淡々とキャストが出来たのも勝因になるのでは?

あと、フックのシステムに関して言えば、最後に釣った1本でしか評価できないが、確かにバレない。
東京湾で使うには、卑怯との声も出そうなぐらい、魚に対して有利な状況を作る。
それぐらいバレない。
ヒラではその意味は非常に大きいと思う。
私にとって、あの釣りは漁の域を脱していないしね。
だから、使う人のスタンスで大きく評価が分かれるんじゃないかと思う。
年に数回しかヒットせず、その大半をバラシてしまう釣り(←磯では技術じゃどうしようもない時がある。こういうと文句も出そうだけど、ホントにどうしようもない時があるのは事実。そうならない努力はしているけど・・・)を強いられてきた人から見れば、本当に画期的なシステムなんだと思う(でも注意。本文には書いてませんが、ファーストバイトをバラシてたりする。それはなぜか。実は試しに全くあわせないで放置してみたら、やっぱり乗せられませんでした。当たり前ね・・・)。
逆に、魚は幾らでもいる状況で、釣り場まで車を降りて30秒なんて釣りをしている人から見れば、「そこまでやんなくても良いんじゃないの?」と思うかもしれない。
ホントにね、辛いのよ、ヒラリーマンは(涙)
また、リリースとイートの違いもあると思う。
そこは人それぞれだから、強要もしないしされたくも無い。
私なんかは、今日もチョッと食べようかなと思っていたし(でもカツミさんが、この時期の湾奥の魚は美味しくないよ~と言ったので、止めましたけど)。
ヒラは食べたいから、結構必死になって釣る(笑)
だからバレないのはとても嬉しいね。

あと、このシステムを使う事で、タックルセッティングを変える必要が在るかも。。。
それは、絶対に魚をかけてラインブレイクをしちゃいけないって事。
それぐらい「これ、外れないでしょ・・・」と思う。

その辺のことを考えて、次は磯でヒラを掛けたいな。
by yasutakak2 | 2008-02-21 23:07 | シーバス