色んな遊び


by yasutakak2

S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

カテゴリ

全体
バス
シーバス
2009年TSST
ニュース



モータースポーツ
2010年TSST
ウェーディング講習
画像置き場

以前の記事

2015年 06月
2014年 07月
2012年 11月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 06月
2005年 05月
2005年 04月
2005年 03月
2005年 02月
2005年 01月

お気に入りブログ

一期一会
Tight Line!!

ご連絡

yasutaka@kudo-p.co.jp

その他のジャンル

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧

危ないにも程がある?

と言うことで、年始に引き続きまた外房へ。

仕事終了後に埼玉から湘南へ行き、Kebuちゃんをピックアップしてから行ったのですが、かなり早くつきました。
湘南から1時間30分?
う~ん、伊豆より近い(笑)
エンジンの性能を100%発揮できる区間が長いからですね。
あと、館山道で遅い車両に引っかからないことも非常に重要です。
今回は運も良かったと。

高速終点を下りると、なんか東のほうがピカピカ光ってます。
最初は灯台かと思ったのですが、路面がぬれていることもあり、前線に追いついてしまったようでした。
数時間前にはかなりの雨が降ったようですね。
コンビ二で軽く食事と睡眠回避剤を注入し、ドライブストレス(非日常による興奮状態)を鎮めてから、ゆっくりと海沿いへと向かいました。

まだ磯に入るには時間も早い(25:00)ので、ある情報を入手していた港に入りました。
そこは内房と同じことが起きる場所です。
危ないにも程がある?_c0025471_2054523.jpg

鰯の数はチラホラでした。
風も無く、冷たい空気を楽しみながら港内の数箇所を見て周り、一番良さそうな場所でしばらくロッドを振ります。
外にはたまにセットの波が当たる「ド~ン!」という音が聞こえますが、それほど大きな波ではないようでした。
この南西向きのエリアでこの波じゃ、朝行く磯(南東)はたいした波じゃないな・・・なんて思いながら、ボ~っとしていたところ、アジをワームで狙っていたKebuちゃんが魚をかけたようです。
危ないにも程がある?_c0025471_206594.jpg

その群れはアジではありませんでした(笑)
でもこういうのは楽しいね。
毎年「大磯でサビキやろう!」と言ってますが、今年こそオカッパリサビキでアジを釣りたいものです。

そんなことをしていたら、あっという間に磯へ行く時間になりました。
と言っても、まだ3時半。
外房は車からポイントへのアクセスが楽なので、ひっきりなしに人が入ります。
その為、夜明け前に行ってもKebuちゃんが狙いたいと思っているピンを確保出来ません。
前回はそれで悔しい思いをしたそうですw
まぁ夜でも波が無ければ良いか?と言うことで、海沿いの道を東に走りました。

所々で車を止めて波向きを確認すると、どうやら私が思っていた波向きは間違っているようです。
南西から入ると思っていたのですが、南東からダイレクトでした。
しかも変なウネリを伴っています。

最終的にエリアの一番東に位置する、高い足場の磯へ入ることになりました。
ここは何度も来ているポイントなので、サクサクとウェットに着替えて磯へと向かいます。

暗闇に浮かぶ高い磯は、時折波しぶきがかぶっています。
横に50mほどはある大きな岩の左右が、キャストポジションなのですが、ちょうどその真ん中は完全に波が抜けてます。
前(海側)に落ちたらかなりヤバイ状況なのは、波の音だけでも容易に想像がつきます。
一歩下がって後ろから釣りをすれば、飛沫でずぶ濡れにはなりますがナントカなりそうです。

ただし、数十分に一度のセットが「同じ大きさの場合」に限った話しです。
かなり警戒しながら、私は左へ、Kebuちゃんは右へ入りました。

岩の頂上から絶対に海側に行かない位置を見つけ、もしもの時の為にその頂上から走って逃げるルートを確認。
ロッドを振らずに、しばらく沖の波のブレイクポイントを観察しました。
たぶん30分は見ていたと思います。
波の高さ・厚み・速度がある一定以上の場合、すぐに岩から駆け下りて、安全な場所から「今までいた立ち居地が、どれほど波をかぶるか」をしつこく確認しました。
で、なんとなくですが「やばい波」と「そうでもない波」が見分けが付きだした頃に、初めてキャストしました。

超釣れそうです。
マジで。
波で出来るサラシだけではなく、しっかりした水の逃げ口もあり、時合いがくればイタダキかと思えました。
周りを見ると、ポツポツとヒラリーマンらしき人影も出てきました。
Kebuちゃんの岩は、私の位置よりも波が当たるらしく、ヘッドライトの動きからかなり厳しそうなのが解ります。

そんな状況が30分ほど続きましたが、魚からのコンタクトはありません。
夜明けまであと2時間ほどになり、Kebuちゃんがこちらにやってきました。
なんでも、着替えるから車のカギを貸してくれと・・・

カギを渡し、また岩に登り、キャスト開始。
しかし、その直後、200mほど東側のブレイク(先ほど、波の定点観測に使ったポイント)に、今までに無いほどの大きな波が立ちました。
そこで判断してすぐに逃げれば、しぶかれる事も無く安全な場所へ避難できます。
まぁ、前に落ちない位置に一歩下がるだけで、濡れるけど流されちゃうことは無いのですが・・・
ただ相当寒いので、私はすぐに逃げる事にしています。
しぶかれるのがカッコ良いいわけでもないし(笑)
10mほど後ろに駆け下りて、スリットを飛び越えれば、そこは安全ポイントです。

ルアーをすごい速度で回収(その為のハイギヤです)し、急いで岩から駆け下ります。
が、音で波の速度が異常に早い事に気が付きました。
このまま海を背にして逃げた体勢で、岩を超えた厚みのある波を受けた場合、確実にスリップダウンして流される事が想像できます。

岩の中腹でやや下の位置で足場を確保し、波に体を向けました。
もちろんスリップしても安全な位置(ワンドに吸い込まれる前に逃げることが出来る位置)です。
ただ、濡れるのは嫌ということで・・・

数秒後、轟音と共に、正面の岩を乗り越えてくる波が、壁のように目前に現れました(汗)
そして頭からシャワーを浴びると同時に、岩を滑り込んでくる大量の海水がヒザ下を激流となり駆け抜けて行きました。。。

いや~、やばかった。
あのまま上で粘っていたら、確実に吹き飛ばされてましたね。
臆病で良かった(笑)

まだまだ次の波があるので、一服がてら大きく後ろに下がって様子見としました。
数分後、Kebuちゃんが帰ってくるなり一言、「あの波はやばかったね♪」と。
Kebuちゃんがも、偶然着替える為に岩から下りていたから良かったですが、あれはさすがにデットラインを超えてましたね。

しばらくタバコ吸いながら、二人で岩を眺めます。
なんか波が上がった(潮位かもしれません)ようで、危ないから他のピンを狙いに行くことにしました。

しかし、やっぱり良い場所はすでにヒラリーマンが入り、なかなか釣りをさせてもらえません。
うっすらと明るくなる頃に、さっきまでいたヤバイ岩にも1人ヒラリーマンが入ってしまいました。
Kebuちゃんはその辺で粘ると言うことなので、濡れたくない(笑)私は、西の方面へ歩いて進み、かなりしょぼい場所に入って夜明けを待ちます。
危ないにも程がある?_c0025471_2065253.jpg

明るくなり、ボチボチ良い感じ?というころ、Kebuちゃんがこっちに来て「やっぱり波上がってる(泣)」と言いながら、私の横に来てキャスト開始。
いきなりヒラ掛けましたが、残念ながらバラシちゃいました。
しかしあのヒラリーマン、大丈夫かな?と、たま~にチェックしてたら、やっぱりダメみたいで数分後には岩から下りていました。

Kebuちゃんはあっちこっちの小場所を丁寧に探り、バイトはポツポツとあったようです。
危ないにも程がある?_c0025471_2072434.jpg

隣の岩や、狭い水道を手早くチェックしながらも、走って逃げてます(笑)
危ないにも程がある?_c0025471_2074185.jpg

しばらくして、またあの岩に違うヒラリーマンが入っていました。
たまに来る波で、思いっきりシブかれてます。
大丈夫なのかな?と言う気持ちと、さすがに外房はスゴイな・・・と言う気持ちの半々でした。
でも、やっぱりあきらめたようで、気が付いたら居なくなってました。

で、数分後、戻ってきたKebuちゃんが慌ててなんか言ってます。
「工藤さん、今の見た?!?!?」
「何を?」
「あのヒラリーマン、前に落ちたよ!!」

どうやら居なくなったのはセットで喰われた為らしく、その瞬間をKebuちゃんは見てしまったらしいのです(冷汗)
その数分後、手ぶらでうな垂れて歩くヒラリーマンを見ました。
ウェーダーだったようで、さぞ恐ろしい目に遭った事と思います。
Kebuちゃんの話では、海から上がるのに1分ほど掛かったとの事です。
あまりにも生々しいのでその詳細はココでは省きます(知らない人だし)が、やっぱりそこは無理な場所だと言うことでした(笑)
いや~、怖い怖い。

その後は反応も無く、他のヒラリーマンと話しなんかして終了です。
なんでも「あの岩はよく人が死ぬ」とか・・・
特に今日のような日は、気をつけないと危ないらしいです。

ちなみにKebuちゃんが新品ルアーばかりが入ったルアーケースを、事件の1時間後に拾いました(笑)
もしあの落ちた彼の物だとしたら、その入ってるルアーから察するに「初めてヒラに挑戦した」と思われます。
それほどヒラに向かないルアーばかりでした。

彼、きっと二度と磯に来ないね(爆)

皆さん、海は危険がいっぱいです。
気をつけて遊びましょう!
先週の初日の出といい、短期間に3名も死にそうになってるのを見ちゃいました。。。
by yasutakak2 | 2010-01-18 20:08 | シーバス