色んな遊び


by yasutakak2

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平地のバスはひと段落

前回釣ったヒラの漬けを食べてる時、クミちゃんがちょっと気になる事を言いました。
「ヒラスズキの刺身は小さいほうが美味しいね」
↑コレ、ちょっと釣り人に対しては微妙な発言(笑)
その後に「大きいのは昆布ジメか漬けのほうが美味しい♪」と言ったことから、うんうん良かったなぁ♪となりましたが。
何気に私もそんな気がしては居ました。

もっとも最近は「大きい魚が釣りたい」という欲(?)が、私の中では急速に減少しているのも事実です。
「大きいほうが嬉しい」のは変わらないが、それは釣れた後に思うだけでもあるのです。
「何でも良いから、楽しく魚を釣りたい」と思うようになってきました。

しかし、この「楽しい」ってのは、色んな意味があると思うのです。
自分の好きな道具・数・サイズ・アプローチ・フィールドなど、アングラーの数ほど「楽しい理由」があると思うのです。
そしてそれは不変ではなく、そのアングラーとしての経験により、様々な変化の仕方をしていきます。
たった一匹の魚や、一粒の雨、セット(波)等、そして人との出会い。
上げたらキリがないですね。
当然ですが良い・悪いなんてことはなく、それは当たり前のように変化していくものです。

今の私の場合、もっとも大きな変化はトーナメントに出るようになった事が大きいかと思います。
競技として大きい魚を求めるので、それ以外の釣りが逆にソコを求めなくなったのかもしれません。
それはレースをやっている頃に、「無性にツーリングに行ってみたい」と思っていたのに似ています。
同じバイクでも、人それぞれに楽しみ方がリ、それを他者が否定するべきではありませんね。

ただし、同じ土俵にあがった時は別です。
たとえば、スプリントレースをやっているのに安全運転についてこだわっても、それは何の意味も持ちません。
また、ALLーJAPANレベルのレースで「参加する事に意味がある」と言って最善の努力をしないのは、一生懸命に頑張っている他の選手やスポンサー等の協力者に対し失礼とも言えますね。
もっとも気を付けたいのは、発言と行動を同じレベルにする事です。
自分の位置をしっかりと把握し、その一言が引き起こす事態に責任を持つ事です。
「地球の裏側で蝶が羽ばたいただけでも台風が起きる」と同じ事でしょうか。

そんな事をフっと考えさせられる釣りをしました。
今回は元レースの先輩と、年に1度の釣りに。
この先輩(以下M氏)は、私が参加していたレースの時の大先輩。
しかも所属チームがライバル関係(というか、もはや敵w)にある事もあり、レースをやる上ではかなりデリケートにお付き合いしなくてはいけなかった人です。
また私がレースデビューしたチームの先輩とは大変に不仲であり、はっきり言ってM氏のえの字を出しただけでアレルギー反応が出るほどである。
で、なんでそんな人と釣り行くか?なのですが、それこそ単純に「釣りの良さ」と思うのです。
レース関係者は意外と釣り好きが多く、そんな中でもお互いに敵でありながらも同じ頂を目指す者同士、やはりお互いの感覚も似たような事が多くなり意外と競技の外に行けば楽しく遊べたりするのです。
それはまさに「楽しいと思う理由」が似ているという事でもあるのです。
で、お互いに別々の道を歩んできて、レースという競技の場で出会い、そして今は年に1度(シーズン)は時間を合わせて一緒に釣りをする。
ちなみにM氏は元ルアーメーカ(バス)関係者でもあり、釣りは当然のごとく上手ですし、彼の釣りへの考え方はとてもシンプルで勉強になります。
また、レースでは敵でしたが、その状況すらも楽しめるという事は大前提ですし、一緒に走っていても信用・信頼できた数少ないライダーの一人です。
おかげで決勝では一回も勝てなかったけど(爆)

21時に近くの駐車場で待ち合わせ。
モリさんとKuriさんも一緒に行きました。
2日前から急激に気温が下がり、しかも北東からの強風が昼間に吹き荒れた事もあり、厳しい状況が想像できました。
また、潮周り的にも私の狙い目ではありません。
大潮に高気圧が重なるのは、過去の経験からあまり良い釣りをしたことがないのです。
これはスタイルの問題かもしれません。
この時期のバスを狙う時は、ひたすら歩いて条件を絞り込む事をしますが、大潮になってしまうと「ピンで食わせないといけない釣り」が増えてしまうような気がするのです。
一言で言うと「釣りの速度が落ちる」事が多いのです。
特に夜は。
そんな時はたいてい朝マズメが良いことが多いのですが、平日の朝マズメは仕事に行く事を考えなくてはならず、いまいち集中できないので釣果も落ちてしまいます。
そんな状況ですが、今日はみんなに釣ってもらいたいのでガイドに徹します。
特にM氏とKURIさんにはなんとか1本はスモールを釣ってもらいたいのです。

が、アプローチポイントに入った1投目・・・
いきなりやってしまいました。
釣れるのが判ってるブルーザを封印し、前回モリさんが苦戦したスピニングでのPE+センコーで行ったのですが、着水フォール後にコツっと来ました。
ゆっくり聞くと、しっかり乗ってます(汗)
スピニングの繊細な扱いを楽しみながらファイトし、あがってきたのは40cm?のスモールでした。
あれ?今日はイージー?
だとしても、私が最初に釣っちゃイカンよね。

ココからM氏に先行してもらいながら、その後ろでフォローをしていきます。
とりあえず岬とワンド、ハードボトムと水深をチェックしながら、本日のパターンを絞り込みます。
やはり中々渋いようで、ココは良いかな・・・と思う場所でもポツポツとしか反応がありませんでした。
M氏もバイトはあったようですが、食わせるまでは行かないようで、難しい時間が続きます。
1時間ほどやって、少ない反応からでた結論は、本湖に面するディープの小さな凹み>その側面のハードボトム>岬先端6mといった感じ。
前回良かった岬先端シャロー(2m)は全滅で、まさにミッドスポーン+アフターの難しいパターンです。
とりあえずは絞れたので、何箇所かの良い場所で粘りながら40cm前後のスモールを数本掛け、みんなの様子を見ていました。

前回の良いパターンを引きずったモリさんは、ちょっと苦戦気味。
一箇所で落ち着くKuriさんはマズマズのようです。
M氏はだいぶ絞れてきたようで、ある小さな凹みのシャロー沖側を丁寧にやってます。
それを確認して、私はちょっとラージが釣りたいな。。。と思い、M氏の居る岬を越えて次の側面へ移動しました。
モリさんが側面のブレイクをやっているので、横に入って逆側をとりあえず探りますが反応無し。
次にワンドをはさんだ対岸の岬にフルキャストしてセンコーをプレゼンテーション。
そうそう、PEの利点はこんな時に出るのです。
ヘビーカーバーだけではなく、距離と感度を生かしたやり方です。

対岸の岬側面のハードボトムに着地させ、カサカサさせながら入水。
う~ん、懐かしい攻め方だ。
なんて思っていたら携帯がなり、出たらM氏でした。
「やべぇ、デカイの釣っちゃった・・・w」
と同時に、私のロッドにも反応が・・・
電話で話しながらフルキャスト先のフッキング。。。
おぉ、何とか乗った!!
「あ、今ファイトしてますので、上げたらそっち行きます!」
と言って電話を切り、もう一度あわせを入れてから寄せる。
ちょっと飲まれ気味。
歯でラインが擦れる感覚がPE越しに伝わってくるので、無理をしないで寄せて無事にキャッチ。
50cm無いかな?ぐらいのラージでした。
思ったより飲まれてないので、フックを外す作業をしながらM氏のほうへと向かう。
岬の先端を越えたところでM氏のライトに照らされている魚が見えた。
ありゃぁ、そりゃぁデカイですねぇw

測ったら49cmと、見事なコンディションのスモールでした。
いや~おめでとうございます!
良かった良かった。
平地のバスはひと段落_c0025471_13461170.jpg

これでもう帰れますね(爆)

その後、前回のパクパク岬(シャロー)をやったが、やはり今一なので終了としました。
この時期らしい、早いシフトを久しぶりに感じました。
まもなく初夏のパターンへ移行すると思いますので、「デカイのを狙う平地のリザーバー」はコレにて終了とします。
ワンド奥にポカ~ンと居る魚を遠距離で獲るのも、一人で行けば簡単にサイズが出て楽なのですが、やはり今の私はソコを楽しむ感じではないのです。
次は時間が作れれば「尋常ではない魚を狙う、山奥のリザーバー」をやりたいと思います。
こちらは全く様子を見ていないので大ゴケの可能性がありますが、空気が美味しいのでお気に入りなのです。
ご一緒できる時は、また皆様よろしくです。
あ、自虐的ですよ。
平地のバスはひと段落_c0025471_13504144.jpg

でも、↑こんな自虐的な感じではなく、魚探しの時間が長いという事です。
バス釣りって危ないですねw

状況が良かった事もあり、3年ぶりにしっかりとやりましたが、昔は「自分の魚をキッチリと釣りたい」との思いから、単独又は2人での釣行ばかりでした。
もちろんそのお陰でたくさんのことを知る事が出来たのですし、いまでもあの時の釣りが私の核になっています。
しかし今年は単独では1回も入らずに、一歩引いたポジションからみんなの釣りを見させてもらう事で、また多くの勉強をさせてもらったと思います。
歩いて歩いて、フレッシュな魚を獲っていくスタイルをやれば、たぶん自分1人の釣果はもっと上がるだろうし、また深いものを知る事ができたかもしれません。
しかし、ソコに今は楽しさを見出す欲が沸かないのが現実です。
そういった意味で、ここ数日のリザーバー釣行は、私の中では楽しくできた釣りでした。
サイズも大きいのが何本かでましたが、やはりそれは2次的なものです。
今日も結局、渋いながらもあがった本数やサイズは前回と同じぐらいです。
人数が増えた分、パイが分けられたという事でしょうか。
ただそれだけの事で、誰々より上手いとか下手とか、そういうことは関係ないのです。
みんなで行って、みんなで楽しめれば、それが幸せなのです。

そんな幸せ(←私のねw)を提供してくれた皆様、本当にありがとうございました。
また、外来守法(爆)でバサーが減ったのも影響していますが、魚は15年前のコンディションに戻った感じです。
昔はバスやっていたけど・・・なんてアングラーは結構いると思います。
たまにはホコリかぶったリールを引っ張り出してみてはいかがでしょうか?
きっとまた、新しい発見があると思いますよ。
釣れなくても、ソコには「釣りって楽しい」があると思います。
by yasutakak2 | 2009-04-27 23:42 | バス