色んな遊び


by yasutakak2

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アングラーズトリップ(2010長崎春 その3)

3日目

今日からは、誰の手も借りずに自分たちで魚を探します。
さぁ頑張ろう!

という事で「レモンステーキ」を食べに行きました。
某プロの一押しです。
なんでも、かなり長崎に来ているが、気がついたら「佐世保名物に成り上がった」とか。
人気一番店を発見しました。
奇しくも佐世保バーガー人気店の目の前にあります(笑)

込入った店内の奥に席を取り、さっそくレモンステーキを注文。
ワクワクが止まりません。

数分後、早速運ばれてきました。
アングラーズトリップ(2010長崎春 その3)_c0025471_9422516.jpg

はて・・・

これは・・・

焼肉(ステーキではない)にレモンが乗っかっただけ?のように見えるのですが・・・

と、その瞬間に某プロがポツリと・・・

「B級グルメなんです!」

あ、そうか~
B級グルメか~!!
そう思えばこのなんとも言えない怒りも収まりますね♪
富士宮の焼きそばだって、カツオだしが掛かってるだけですもんね。。。

やたらでかいシュークリームの方が美味しかった。
アングラーズトリップ(2010長崎春 その3)_c0025471_943177.jpg


でも、なんで「デカイを売りにする必要が在る」のか、私には解りませんでした。
このネタで2000文字は書けますが、そんな無粋な事は止めましょう。。。

30分後、向井の店で佐世保バーガーを買うユウイチさんを見つけました・・・
アングラーズトリップ(2010長崎春 その3)_c0025471_9435921.jpg

ニッコニッコなのが怖いです。
あなたはどんな胃袋を持ってるのですか?


さぁ、釣り釣り!!
昨夜までは甘えられましたが、この先からは何時ものフィッシングトリップです。
24時間戦いますよ!

という事で、薬局で準備開始。
アングラーズトリップ(2010長崎春 その3)_c0025471_9441993.jpg

アングラーズトリップ(2010長崎春 その3)_c0025471_9443593.jpg

向かったのは早岐瀬戸です。
ココは大村湾が外洋へと繋がる2つの水道の一つです。
先日の西海橋はもう一つの方の一番狭い場所であり、今回の早岐瀬戸の一番狭い場所は観潮橋です。

干潮差が3mの潮周りでも大村湾は30cm。
という事は、この二つの瀬戸がいかに狭く、激しい流れを作るかが想像できます。
また、この瀬戸はリアス式海岸がほとんどの長崎に在る、数少ない干潟が密集するのです。
そして小河川が流入することからも、多くの生命のゆりかごとして成り立っています(カブトガニもいるらしいです)。
アングラーズトリップ(2010長崎春 その3)_c0025471_9451915.jpg

釣果は別ですが・・・(爆)

数箇所をしつこくやりましたがノーバイト!
やはり情報通り「大村湾の水温が低い」のが原因だったのでしょうか?

まぁよかよか♪
アングラーズトリップ(2010長崎春 その3)_c0025471_9453489.jpg

日本の原風景に浸かるだけでも楽しいです。


いよいよ次が本命です。

満潮前に、どうしても見ておきたい場所があります。
それは佐世保から、しばらく北に走った位置に在る河川でした。
ナビで見るとそこそこに大きく、その河口から中流を狙っています。

途中、数箇所の良さそうな港でロッドを振りながら、1時間後に到着しました。
一番河口よりの橋です。
上から眺めてフムフム。
こりゃぁ素敵な明暗ですね。

親子で釣りをしてる人に話しかけたところ、「メーターが上がるけど、ほとんどが7~80ですね~」と、まるでそのサイズでは満足行かないようなお言葉。
はぁ?なんて事をいうんですか・・・

橋の両サイドは下りられます。
試しに両サイドに分かれてキャストをします。
私は佐世保よりに入りました。
が、今は上げ始めなのですが、その流れの上側には行けませんでした。
ヌプヌプです(泣)

諦めてちょっと上流のほうへ歩いていきましたが、なかなか下りる場所がありません。
干満差が激しい事から、生活圏から外れた場所は川沿いの塀が高いのです。
ただ、土手は高くないので、東京の「洪水防護壁」とは意味が違います。

さて困った・・・
と思って、工場の脇にあるあぜ道に入ったら、コンクリートの小さな階段を発見。
河から資材をあげる為に在るのかな?
ウェーディングをすれば、なんとか一人分のキャストスペースは確保できます。

すでに明暗の恩恵とは関係ない距離ですが、たぶん上げ下げでの魚の通り道と考えられます。
ちょっとキャストしたら、流心まで届きました。
が、そんなところで粘る釣りはこの旅では不要。。。
ボチボチ橋でやってる村岡さんとユウイチさんが上がる頃と思い、来た道をテクテクと戻りました。

戻って話を聞くと、ノーバイトだったらしいです。
では移動しましょうと、なりました。

去り際に親子へ「頑張ってください」挨拶すると、お子さんが「ハイ、ありがとうございます。お兄さん達も頑張ってください!」と。
ちょっと涙でました(笑)

長崎の人の暖かさに触れてきたこの旅。
少し思っていたのが、「子供達はこの文化を継承するのだろうか?」ということでした。
でも、あの挨拶を見る限りでは、そんな心配は要らないようですね。
躾も美しい日本文化の一つです。


数十分走ると、また素敵な明暗が現れました。
先ほどの隣の河川です。
初老の男性が糸をたらしていました。
話すと「ここ数日は厳しい」と。。。

また左右に別れてキャストしましたが、残念ながらノーバイト。
明暗にフッコとチヌが居たので、ひょっとするかと思いましたが残念でした。

そこから外海の港へ行きましたが、ベイトもいないので一度佐世保に戻りました。
だってお腹が減ったんだもん(爆)

入ったのはラーメン屋さん。
アングラーズトリップ(2010長崎春 その3)_c0025471_9462176.jpg

サッパリしたトンコツ系でした。
アングラーズトリップ(2010長崎春 その3)_c0025471_9463560.jpg

美味しいです。
酔っ払ってたらもっと美味しいかもしれませんw

注文する時に「替え玉ありますか?」と聞いたら、「やってません」と言う事でした。
が、しかし・・・
食べ終わる頃に「替え玉どうすると?」と・・・
え?良いんですか?

「よかよか♪」

出てきたのは、さっきと同じ物でした。
そう、チャーシューもネギもモヤシも追加です。
えらいオマケをしてくれました(汗)
これじゃぁ替え玉ではなく「もう一杯おカワリ!」ですね・・・

そして会計では「飛行機代の足しにしなさい!」といって、端数を受け取らないと。
しかもその料金はオデン代が入ってませんね・・・

私は長崎で商売をやることは出来ません(爆)


さて、ボチボチ下げ時合いなので、先ほどの河川の河口に行きました。
橋よりも下で、真っ暗闇を車で進みます。
ユンボが在るところで行き止まりになり、1台分のスペースがありました。

車を停めて準備。
そこに一台の軽自動車が入ってきました。
が、私たちを見てスーパーバックで去って行きました。
フムフム、たぶんアレね。
せっかくのお楽しみを邪魔しちゃってすみませんでした(笑)

まぁ、こういう場所は、良い釣りが出来ることが多いです。
東京湾奥然り。

ウェーディングをして岬を回りこむと、河川の側面に出ました。
真っ暗闇の中に数箇所立ち位置となる岩があり、そこから流心にキャストできます。
よ~く見ると、下げの流れとワンド奥の水で潮目が出来ていて、ボイルらしき物も発生しています。

それぞれにキャストしたら、いきなりユウイチさんがヒット。
60前後でしたがバレちゃいました。
その後に村岡さんが70cm前半をキャッチ。
あぁ、良かったですね(爆)
(画像はTSNを見てください)

その後は水位はどんどん下がるのに、流れが思ったより発生しません。
気がつくと、たまに上げてます・・・
なんじゃこの潮の動きは。
難しいです。

かなり粘りました。
でも、その後は誰にもバイトが無く、そのうち睡魔に襲われます。
目の前はかなり深いので、ドボンしたらアウトです。
でも、「今回の旅で最もランカーに近づけている」と、思わせるポイントでした。

眠気を振り切ってキャストをしました。
が、1時間後に完全に水位が引いたのを見て、諦めて一度車へ戻りました。
ココで村岡さんは「釣った人の特権」で眠りに付きました。

まずい。
この展開は非常にまずいです。
なんせ、最強ガイドが満足して寝てしまいました(爆)

さて、少ない脳みそをフル回転です。
ユウイチさんもすでに、「半分寝てるけど目だけは開けてる状態」です。

先のポイントは確実に魚は居ました。
問題は、「水位が下がったことで、一番強い流れが何処にできるのか」です。
ナビとグーグルを活用して、その場所を必死に探しました。

そして、対岸やや下流に、護岸された面と、その下に干潟が在るのを発見しました。
あとはアプローチが出来るかですが、とにかくその場所へ車で行って見ました。

またまた暗闇の中を突き進み、養殖場跡地?のような場所へ車を止め、付近を散策。

あった!
ここだ・・・

100m先をかっ飛ぶ流れ、そこまではウェーディングが出来そうなシャローです。
グーグルで確認したら、岸から50mに瀬があり奥にルアーを入れれば、かなり良いことがありそうな感じです。
ただ、今の潮位でそこに行けるかは別問題です。

まずは入水前に、その瀬に向かってキャスト。
慎重にグースをアップで入れましたが、瀬を抜けた後にもボトムについてしまい、かなり浅い事が解りました。
今度は少し上流に入り、ダウンでピースを入れましたが、コレもダメ。
しかも、そんな事をやってる間にも、どんどん水位が下がっていくのです。
気がついていましたが、長崎の湾奥はタイドグラフが当てになりませんね。

今が下げ残りと判断し、少しずつ前に出て瀬の裏にキャストできる位置まで進みます。
心配していたヌプヌプはそれほどでもなく、むしろこの底質から「ココは流れがかっ飛ぶ干潟」である事が想像できました。
美味しい時間はもう少し前か、満潮付近かもしれませんが、今はその奥に見えるカレントへ近づく事に集中します。

と、その時、変なウネリが下流から入りました。
葛西で見るような船の引き波に似ているので、なんか沖をデカイ船が通ったかな?と思ったのですが、これが大きな誤算でした。

僅か数分で、ヒザ下水位がいきなり腰まで上がりました。
波の後に水位が引かないのです。
こりゃヤバイ!と思って、あわてて40cmほどの高さの牡蠣柄に非難(←コレで私がこのポイントが素敵と思う理由が解った人が数名w)。

しかし、その5分後に今度は音を立てて水位が下がりました・・・
10分で水位が40cm動きました。
これじゃぁ危なくて、ウェーダーでディープウェーディングは出来ませんね(冷汗)
あのポイントへルアーを送り込む為には、手持ちアイテムが失敗です。

こんな場所、どこかで経験在るな~と考えたら、台風のウネリガ入ったときの那珂川でした。
私の心の古里と勝手に決めている、あの河口のサンドバーです。

メーターが釣れる橋の下流に在る、ブレイク(航路)に近いシャローと瀬と牡蠣柄。
秋に来たら、何かが在るかも知れません。

まぁよかよか♪
この場所を知ったことが収穫です。

そう思いながら、一度上がりました。
ちなみにユウイチさんは、一歩も立ち込まずに直立状態で気絶していました(笑)


夜明けまで2時間という事で、マズメのポイントを設定。
狙うのは西海橋を渡り、外洋に面した岬です。

潮位が低くて湾奥がNGなら、外の方が勝負が出来ると判断しました。
1時間もあれば行けるでしょう。
ウェーダーを履いたまま車に乗り、ナビをセットして出発しました。
眠さも限界ですが、夜明けを迎えるにはぴったりの場所です。

途中、佐世保のコンビニによりました。
何故か多いヤマザキデイリーです。
今思うと理由がよく解らないのですが、コンビニの駐車場の一番暗い場所へ車を停めました。

そしてルームミラーを見ました。
背筋を伸ばして半目になったユウイチさんの姿が映っています。
横を見ました。
70オーバーを釣って「全ての業務を果たしたプロの寝顔」がありました。

糸が切れるような音がして気絶しました。。。

最終日4日目へ続く
by yasutakak2 | 2010-03-26 01:34 |