色んな遊び


by yasutakak2

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長崎(チャンポン・馬刺し編)

長崎に行ってきました。

今回は村岡さん・モリさん・クリさんと4人で長崎ということで、ヒラスズキ&状況でマル狙いの旅。
ほんとはね、去年の秋に行くつもりだったのですが、なんだかんだ(出産とか仕事とか)で春狙いという事になりました。
この長崎は村岡さんがかなりやりこんでいますので、釣行プランは全てお任せです。
2泊3日の長く短い旅なので、ヒラの釣果だけを求めるなら五島に渡るほうが良いのですが、せっかく長崎行くならば絶対に食べておかねばならん物が数々あるので、長崎市内と佐世保に泊まる事になりました。

14日(土)
土砂降りの雨とアホみたいに強い風の中、6時に新木場で集合しました。
事前に釣具は長崎へ送ってあるので、当日は着替えとロッドのみをもって村岡さんの車で空港へ。
長崎(チャンポン・馬刺し編)_c0025471_15212274.jpg

今回の面子は、なんていうかみんな大人なのです。
しかも釣りは私より上手な人ばかりなので、3月生まれの末っ子としては、かなりやりやすいです(爆)
まぁでも、みんな浮かれています。
長崎行きの飛行機の中では、もっともテンションの高い人たちです(笑)
長崎(チャンポン・馬刺し編)_c0025471_15214251.jpg

数時間後、無事に長崎空港へ到着。
ついにココから、大爆釣の旅が始まります!なんて事は思っていません。
なぜなら・・・
低気圧が猛烈な勢いで通過した直後、しかもこの後は急速にベタ凪へ変わるからです。
しかも東京より寒い。
八丈島と同じぐらいの緯度、しかも九州ということで、かなり南国イメージで来たのですが・・・
当初の予定では「ロンTにポロシャツで3日間過ごす」つもりで居ましたが、アウター持ってきて正解でした。

直ぐにレンタカー屋さんへ行き、今回の旅の友であるイプサムに全ての荷物を詰め込んで、早速長崎方面へ出発。

さて、長崎なのですが、とにかく複雑な形をしています。
もう滅茶苦茶です。
「海沿いがリアス式海岸」という感じではなく、「長崎県が全てリアス式海岸」といった形です。
その複雑な形状に片っ端から橋を掛けるので、T字路にぶつかっても「どっちへ曲がっても目的地へいける」といった事が当たり前のようにあります。
知らない土地を運転するときって、道路の看板を見ながら自分の位置感が養われるのですが、さっきは「左長崎」って出ていたはずなのに、数キロ走ると「右長崎」とか出てきます。
昔は、大きな湾を迂回しなくてはならなく、かなり大変だったのでしょう。
とにかく湾口を渡る橋が多いです。
終始ナビを設定していましたが、しょっちゅう意味が判らなくなり、縮小しては現在地を確認しながらの走行でした。

空港から訳も判らずに車を走らせ、気が付けば長崎市内に到着。
適当にパーキングに入れて、昼間の人気のない繁華街の裏道をウロウロ。
長崎(チャンポン・馬刺し編)_c0025471_1522832.jpg

何はともあれチャンポン。
飛行機疲れが程よく抜けた数分後(だいぶ迷ったきがしますが)、目的の店にたどり着きました。
長崎(チャンポン・馬刺し編)_c0025471_15224797.jpg

最初に頼んだのが中華丼。
長崎(チャンポン・馬刺し編)_c0025471_1523619.jpg

コレを4人でシェアーします。
味は、とにかくまろやかで濃厚!
何だろ?
卵が美味いのかな?
取り皿に分けたその中華丼は、あっという間に無くなりました・・・
その数分後に本命の長崎チャンポンが登場!
長崎(チャンポン・馬刺し編)_c0025471_15232522.jpg

実はですね、私、あんまり長崎チャンポンが好きではなかったのです。
とにかくラーメンが好きなので、なんか許しがたいっていうか・・・
あんだけ具があれば、どんなスープでも関係なさそうだし、麺に愛情も感じないし・・・

と、いう、偏見を全てぶち壊しました。
今まで関東で食べたチャンポンは、全て偽者ですね(爆)
何もいうことなく美味いです。
コレならば、釣りの帰りに毎日食べたくなります。
ただ残念なのは、ココが長崎であるということ。
「チャンポン食べたいナァ・・・」と思う度に長崎へ来るわけにはいきません(泣)

ふぅ・・・
マジで美味かった。
なんかもう旅の目的を果たしたような気が(爆)
危ない危ない。
釣りせねば!
ということで、ヒラを狙いに野母崎へと向かいます。
途中、釣具屋に寄りスーサンの入荷を期待して徘徊するも、残念ながらまだのようでした(今回の旅、釣具屋がある度にチェックしましたw)。

この野母崎ですが、過去に村岡さんが来た事がある場所で、かなりアプローチが楽ちんという事でした。
観光地だから階段下りれば直ぐに磯ですよ・・・と。
が、やはりそこはヒラスズキ釣り。
その入り口が判らないんですねぇ・・・(笑)
とりあえず岬の先端を目指し、高い山の上からサラシの広がる岬を発見しました。
長崎(チャンポン・馬刺し編)_c0025471_15235684.jpg
ココからでは距離がありすぎるので、車で少し戻りながら入り口を探します。
ナビで岬との位置を確認しながら、車のすれ違いの出来ない小道を下って行くと、小さなみかん畑と家が出てきました。
その脇をゆっくりと進むと、ココの住民らしきおじいちゃんがヒョッコリとタバコくわえて出てきました。
だいたいこのパターン、文句を言われますw
なぜならば明らかにこの道は、この家の人しか使わない道(ナビでは行き止まり)であり、そんなところを釣り人が夜中や早朝に通るので、関東なら確実に嫌われるパターンなので。
でも、それを覚悟して「すみません。この先に車を止める場所ありますか?」と聞くと意外な返答が。
「釣りばしよっとか?それなら直ぐ先の横に車ば止めれるけん、左ナ。で、そこの先の崖をみんな降りてくとよぉ~。気いつけてなぁ」
さすが長崎。
シケモクを咥えた爺様は、そりゃぁ丁寧に車を止める場所を教えてくれました。

行き止まりのスペースに車を止め、荷物を空けてヒラの準備。
長崎(チャンポン・馬刺し編)_c0025471_15242062.jpg

こんな場所で荷物を広げて・・・
どう見ても妖しい集団。
長崎(チャンポン・馬刺し編)_c0025471_1525157.jpg

磯へのルートは獣道で遊歩道のような楽ちんルートではない(笑)
まぁヒラはそんな物でしょう。

昨晩降ったであろう雨のために、ツルツルになった獣道を慎重に降りていくと、かすかに波の音が聞こえてきた。
ついに長崎の磯とご対面である。
長崎(チャンポン・馬刺し編)_c0025471_15253663.jpg

想像通りの磯に、ちょっと感動しました。
沖に鳥山が立ち、ドコもかしこもヒラが釣れそうな形状。
サラシが適度に広がり、風波が程よく打ち寄せる。
今回の行程では、たぶん今日の状況が一番良いと思われた。
通過した低気圧の残した波は、たぶん明日には急速に失われてしまい、帰る日の夕方までベタ凪になる。
伊豆は過ぎた低気圧がもたらすうねりが太平洋から入るために、ヒラを狙う状況が2~3日続くが、ここ長崎は地形的に東へ移動した低気圧の恩恵を受ける事がない。
風は北西からの強風。
この後に西南西よりの微風になり、海は凪る。
だからヒラを狙うならば今日が一番良いのである。

さっそく釣り開始。
時折早い波が入るので、気をつけながら突き出た岬の横に入り、一番サラシの出ている水路出口へと向かう。

何回かコケそうになりながらも、テコテコと目的の岩に到着。
が、ココは失敗。
シャローの外にルアーが打てません(泣)
ふと横見ると、大きな岩の上から村岡さんがワンドの中のサラシにキャストしてました。
あぁ、良い感じだナァ。。。と思っていたら、いきなりその村岡さんがヒット!!
長崎(チャンポン・馬刺し編)_c0025471_1526059.jpg

ロッドも良い感じに曲がってる。
上手くやり取りして最後の抜き上げポイントまで誘導。
で、ポロリ・・・と(笑)
あ~ぁ、やっちゃった。

で、私の場所はキャストが厳しいので周りを眺めていると、また村岡さんにヒット!
で、ポロリ・・・(笑)

でも凄いね長崎!
一投目でそれですか!!
こりゃぁ入れ食いか?
かなり期待できます。

いつまでも眺めていても仕方ないので、次の岬へとゴロタから向かう。
所々気になる場所を打ちながら、なんとなくこの磯のイメージがわいてきた。
感じ的には千葉のシャローと伊豆のゴロタを+て2で÷感じの磯。
岩の感じは沖縄なんかのリーフに似ていて、かなりとがった岩が多く、意外と歩きにくい。
ただし、波がある状態での立ち居地は意外と少なく、何箇所か突き出た大きな岩があるので、そこまでロッククライミングをしなくてはならない。
そこに立てれば、多くのシモリや波が抜ける島を打てる。
その時のポイントの数がものすごく多い。
伊豆でエッチらホッチらやってたどり着き打てるポイントの数の、軽く10倍はあるのでは・・・
そんな感じの場所なので、4人で入っても全く問題が無い。
まぁ、慣れると「良いポイント」は限られるのだろうが、今この現状から見れば、まさにパラダイスと思ってしまうほどにポイントが多い。

で、あっちこっち行ってみる。
が、ノーバイト。
散らばったみんなに話を聞くと、やはりノーバイトらしい。

で、最初に村岡さんが魚を掛けた岩に登り、沖にある岩の周りを丁寧に打つ。
今日はものすごく風が強くなかなか良い角度に入らないが、時たまに弱まる風の隙間を縫って岩を抜けるサラシにルアーをキャストした。
ちなみにルアーは32gのバイブ。
この風を予想していましたので、今回は大量購入してきました。

何度目かのキャストで上手く風に乗り、ちょうどサラシが広がった岩と岩の間にルアーが入った。
コレは出るな・・・と思ったら、あっけなくヒット。
しかし最初の一振りでポロリ・・・
う~、やっぱりヘビーウェイトのバイブはバレる(泣)
はやくボーグでバイブ出してくれないかな・・・
と思いながら次を狙うが、残念ながらそれ以降はパッタリ。
あのサイズなら群れで入っても良いような気がしたが、結果は出ない。

途中、地元の人が入ってきて、思いも寄らない場所で1本出していた。
それを見てしばらくやったが、当たりが無い様なので磯を後にする。
まぁまだまだ旅はコレからですからね。

長崎市内に戻り、シオシオのままホテルへチェックインして直ぐに外へ。
次に向かうのは「長崎に来たらコレ食べなきゃ始まらない」という馬刺し。
某プリンス系シーバスプロは、「最終日に釣りよりもコレを選ぶ」と言うほどの馬刺し。
村岡さんは「この味には東京に居る限り出会えない」と。。。

ホテルから繁華街へは路面電車で向かう。
長崎(チャンポン・馬刺し編)_c0025471_1526946.jpg

この電車、ドコまで行っても100円だとか。
なんか乗換えとかも出来るらしく、道の真ん中にある無人駅(バス停みたい)は、電車好きの乗車意欲をかなり掻き立てます。

駅のホームに4人で立ち、さてどうやって乗り換えるの?なんて話をしてた時に、隣に女子高生が居たので聞いてみた。
ふつう関東じゃぁ「何だこいつら?」って目で見られるけど、こっちの女子高生は違います。
困った旅人(しかもテンション高いw)に対しても、そりゃぁご丁寧に教えてくれました。
あぁ、なるほどね・・・
こりゃぁやられちゃうね(爆)

8時間後の繁華街は、先ほどの静寂がウソのような賑わい。
途中、何気なく目をやったとこに・・・
長崎(チャンポン・馬刺し編)_c0025471_15263462.jpg

ああ、長崎なんだなぁココは。

無事馬刺しに到着。
村岡さんと店の人はすでに馴染み。
座敷に座り、馬刺しを待つ。
長崎(チャンポン・馬刺し編)_c0025471_15265284.jpg
うん、美味い!
それも素晴らしく。
この美味さは「冷凍にしていないから」ではないかという事です。
そりゃぁ東京じゃ食えないねw
馬刺し8人前を平らげて、次に出てきたのが『桜丼』。
一言で言えば馬刺し丼。
肉の臭みが無いからできるんだね。。。
そりゃぁ某シーバスプロも執着しますな(笑)

ママが出してくれた酒(長崎の焼酎)も美味い。
釣り談義で盛り上がっていると、カウンターで飲んでた夫婦の旦那が振り返った。
「あのぉ~、ルアーば使って釣りしよっとですか?」
なんでも話を聞くと、2年前からルアーを始めて、船からスズキや真鯛を狙ってるらしく、釣果も素晴らしい話ばかり。
東京から遠征に来ている私たちの話が面白いらしく、かなり盛り上がったところで・・・
「船舶免許ば乗ってるですか?じゃぁ船の鍵ば貸しますよ」と!
さすがにそれは出来ないので、次回長崎に来る時は必ず連絡するという事で納得頂きました(笑)
いやいや、ドコまで良い人なんですか?長崎は(爆)

長崎(チャンポン・馬刺し編)_c0025471_15274894.jpg
さて腹いっぱいなので、宿に戻って寝ますか・・・
とはなりません。
ココから河川のマルを狙います。
運転はクリさん。
その為にクリさんは酒を飲んでませんので。

2週間ほど前に村岡さんが釣りをしたポイントへ。
長崎(チャンポン・馬刺し編)_c0025471_15272882.jpg

ここは橋の明暗と、その上流部にあるブレイクをウェーディングで狙います。
準備をしていると、シーバス狙いの人が橋の上からキャストして居ましたが、直ぐに居なくなりました。
今回の旅で見たシーバス狙いの人は、さっきの磯のヒラ師とこの人だけ。
こんなポイントがあったら、関東では確実に5人は見ますがね。。。
しかもエントリーがドコも楽ちんなのが素晴らしいです。
今回のブレイクは徒歩30秒(笑)

さて、皆が明暗に入ったのを確認し、そんな釣りが苦手な私はさっさと上流のブレイクへと。
普通明暗は流れの上流に入り、際を流すのがパターンらしいのですが、私が一番気になったのはその上流にある「灯りの弱い橋の下流にある薄暗いブレイク」です。
しかも川幅がそこから広くなり、中心を太い流れが下げていながらも、その横のブレイクは流れが巻き返す場所なのです。

下流側のブレイク際に立ちこみ、上流に向かってブレイクと平行に引ける位置へグースをキャスト。
岸際のシャローは流れがなく、ブレイクの外は本流となり早い流れが押し寄せる。
少しだけブレイクより岸際を引けば、アップキャストでありながらもシッカリと水を掴んでグースを泳がせる事ができる。

が、出ません(笑)
残念。
少しずつ上流に向かってキャストしながら歩いていったが、橋のところで急にシャローが無くなり行き止まり。
ここ、満潮からの下げでやってみたいです。
たぶんウェーディングがギリギリの潮位で入ったら・・・
と、色々と想像した。
その想像する意欲が沸く、素晴らしい場所でもある。

川も随分下げて、かなり干上がった。
ついでに歯が痛い(爆)
けっきょくココでは村岡さんが、橋脚で一本出して終了。

風はピタリと止み、海は波一つ無い。
こりゃぁヒラは絶望的。
話し合って、明日以降は深夜徘徊のマルスズキを狙うことに。
むむむ、長崎、簡単ではないね。
黄砂は車に降り積もるし・・・

宿に戻り、気絶するように全員が寝ましたw
by yasutakak2 | 2009-03-18 23:19 |